「食べたものを淡々と記録するよ」に見る継続力は、立派なコンテンツ。


食べたものを淡々と記録するよというブログをみなさんは、ご存じでしょうか?
2003/06/03~2006/02/09の間、食べたものの画像を記録していったブログです。
2003/06というのは、日本ではブログ創世記の頃。
niftyがblogサービス「ココログ」をスタートしたのが、2003/12ですから、いかに始まりが早かったかがわかると思います。
このブログの特徴は、「淡々と」です。
他のブログと何が違うかと言うと、記事には食べたものの写真と「ごちそうさまでした。」の一言だけ。
「おいしかった」とか「カレーが三日連続」とか、筆者の感想が書かれていないのです。
ただ淡々と食べた画像をアップするだけのブログ。本当にそれだけなんです。
しかし、このブログは、非常に注目を集めました。
その象徴として、「blog of the yeah! 2003」の地域&趣味&健康と暮らし部門で見事1位に。
なぜ、淡々と記録しただけのブログは、こんなにも注目されたのでしょう?
それは、継続力だと思います。
他のブログが、毎日更新はしたいけどネタがないし時間もないと、もがき苦しんでいた時代。
そんな中、継続は力なりとばかりに、このブログは淡々と更新していきました。
あまりにも淡々と記録する姿に、皆が「今日は何食べたのかな?」と共感を覚えるようになります。
さらに写真のクオリティも高く、非常に美味しそうな写真を撮るのです。
いつしか、写真には、2人分の料理が。
そう、彼女が出来た模様。
そんな想像まで出来てしまうのです。
でも、記事には、そんな事は一切触れられません。
「淡々と」のコンセプトは、彼女が出来ても曲がりませんでした。
しかし、人気が出ている時に、事件は起きました。
2004/10/22 19:48 ごはん・春雨スープ・おからハンバーグ・ワンタンサラダ
こちらの更新を最後に、しばらく更新が途絶えました。
2004/10/23 新潟県中越地震
作者は、新潟県長岡市に在住でした。
そうと分かった読者は、皆心配しました。
しかし、その後しばらくして更新が始まり、無事だとわかりました。
でもその食事は、大学でもらった パン1個とかおにぎりなど、被災地ならではのものでした。
継続力が、まさにリアルの姿を映し出しています。
その後、復興していく姿が、食べているものでわかってきます。
言葉を書かずとも、状況は伝えられるのです。
その後も2006/02/09まで、このブログは淡々と記録し続けます。
8ヶ月の沈黙を破り、2006/10/22に一度だけ更新がありました。
京都の写真と、料理の写真。
そして最後に「結婚しました」と。
これで、ブログの更新が終了。
幕を閉じました。
1つのブログが、何か物語になっていると思いませんか?
物語になったのは、紛れもなく「継続」があったこそ。
ブログは、パーソナルブランディング。
その象徴だと思います。
今日、やったこと。
【「食べたものを淡々と記録するよ」のバックナンバーを読みました。】

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One Response to “「食べたものを淡々と記録するよ」に見る継続力は、立派なコンテンツ。”

  1. M.Fuchie より:

    「食べ淡」懐かしいです。
    私が最初のブログを始めた時にちょうど大ヒットしており、
    写真の撮り方など、いつも参考にしていました。
    何よりも、毎日更新されるので、
    見に行くのが楽しみでした。
    「継続は力なり」ということを、
    教えていただいたブログです。

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